「杉本結」
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多様性を受け入れる時代へと変化している今だからこそ。『破戒』
1948年・木下恵介監督、1962年・市川崑監督と名だたる巨匠が映画化してきた島崎藤村の名作「破戒」が60年ぶりにスクリーンへ帰ってくる。
7/11 (Mon)-
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現代女性を見事に切り取った!『わたしは最悪』
2021年・第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で女優賞を受賞、2022年・第94回アカデミー賞では国際長編映画賞と脚本賞の2部門にノミネートされた異色の恋愛ドラマ。
7/ 1 (Fri)-
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大阪アジアン映画祭で拍手喝采の人間ドラマ『三姉妹』
本作はドラマ「愛の不時着」のキム・ソニョン、「オアシス」のムン・ソリ、「ベテラン」のチャン・ユンジュが三姉妹を演じ、第42回青龍映画祭をはじめとする韓国の主要映画祭で多数の女優賞を受賞した人間ドラマです。
6/13 (Mon)-
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ドラマの空気感そのままに笑いのテンポはアップ!? 『極主夫道 ザ・シネマ』
現場の良い雰囲気がスクリーン越しにも伝わってくる。そして、映画になったことで撮影方法がドラマよりも凝った作りになっていて観客を楽しませてくれる。
6/ 2 (Thu)-
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魂の叫びを体感せよ!『犬王』
アニメーションであるはずなのに、鑑賞後の気持ちはロックフェス帰りかのよう。映画館で体を揺らす人がいたとしても仕方がない。それほど自然に体が揺れ、心が揺らされる。踊り出したくなるような作品。
5/19 (Thu)-
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今年見るべき一本!『ハケンアニメ!』
原作は直木賞&本屋大賞受賞作家である辻村深月の大人気小説。世界中が注目する日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく奮闘する者たちの姿を描いた、"胸熱"お仕事ムービーである。
5/18 (Wed)-
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犯人の狂気に触れる『死刑にいたる病』
『孤狼の血』シリーズの白石和彌監督がメガホンをとると聞いたときからやばそうな作品がまたひとつ増えてしまうと思ったが、予想を上回る狂気に触れた。
5/ 5 (Thu)-
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実は知らない『オードリー・ヘプバーン』
名前を聞いたことがないなんて人はいないのではないのか?というほどに有名なオードリー・ヘプバーンだが、この人がどんな人生を歩んだのかを知っている人は、知名度に対して少ないかもしれない。
5/ 5 (Thu)-
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『流浪の月』李相日監督インタビュー
恋愛や友情、家族愛...そんな既存の言葉では表現できないふたりの稀有な結びつきをスクリーンに描き出した李相日監督。映像化へのこだわりや原作ファンへのコメントを李監督に伺ってきました。
4/28 (Thu)-
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ようこそ妖のいる世界へ!『ホリックxxx HOLIC』
原作は累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの伝説的大ヒットコミック。『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』の蜷川実花監督が独特で彼女らしい鮮やかな世界観で初の実写映画化に挑んだのが本作だ。
4/27 (Wed)-
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出会いと別れの季節に『女子高生に殺されたい』
題名からも察しがつくように、内容はとてもセンシティブな内容となっている。だけど、見てはいけないものほど真相を知りたくなる人間の心理をよくついた脚本が、お見事だった。
4/ 4 (Mon)-
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好きな人とみたい!『最初の恋、最後の恋人』
韓国映画をみるなら、ゾンビもいいけどやっぱり恋愛映画の空気感が最高だ!と再認識しました。
3/31 (Thu)-
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はなまる満点でこどもとみたい映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』
パウパトロールとは子供向けのアメリカ発のアニメで、その人気は世界中に広がっている! 15分1話完結という『ドラえもん』や『ちびまる子ちゃん』のようなスタイルで構成されているためいつからでも気軽に楽しめる。
3/29 (Tue)-
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仕事から素敵な歳の重ね方を学ぶ『オートクチュール』
正直、ドレスやファッションがテーマの中心にある映画は、おしゃれなだけで少し気取った作りであったり、ドキュメンタリー風であったりしてお客さんを選ぶような作品も多々ある。だけど、本作はどちらかというと『プラダを着た悪魔』のようにヒロインに魅力がありストーリーの内容にどんどん引き込まれていく。
3/24 (Thu)-
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切なく哀しいラブストーリー『桜のような僕の恋人』
近年のNetflix作品はアカデミー賞を賑わせるほどにレベルが高く、素晴らしい作品が続々と配信されています。本作も、映画館での上映がないのが残念なほどの良作でした。
3/22 (Tue)-
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日本人は認知症になりやすい!? 『選ばなかった道』
近年、認知症という病にクローズアップした映画が増加している。本作は、監督自身が弟の若年性認知症に寄り添った経験をもとに書き下ろした物語だ。
3/ 8 (Tue)-
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姉妹の愛に感動『ライフ・ウィズ・ミュージック』
世界屈指のアーティスト・Sia(シーア)が初監督を務め、オリジナル楽曲でカラフルに彩るポップ・ミュージック・ムービーがついに日本で公開される!
2/28 (Mon)-
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シングルマザーが主人公のサスペンスムービー『白い牛のバラッド』
本作はイラン発のサスペンスムービーである。イラン映画を鑑賞する機会は日本ではなかなか少ないが、本作は自国では政府の検閲により正式な上映許可がおりず、3回しか上映されていない。
2/15 (Tue)-
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過去の思い出に浸る『ちょっと思い出しただけ』
東京国際映画祭(2021)で観客賞を受賞した本作。7月26日という2人にとっての特別だった1日を6年分遡る......甘酸っぱい恋の記憶。
2/10 (Thu)-
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雪の中でも心温まる『ユンヒへ』
韓国から届いた静かなラブストーリー。韓国のアカデミー賞と言われる、青龍映画賞で最優秀監督賞と脚本賞の2冠に輝いた作品。韓国で暮らすシングルマザーのユンヒが、長年連絡を絶っていた初恋の女性から一通の手紙を受け取ったことから物語は始まる。
1/14 (Fri)-