「杉本結」
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命燃え尽きるまで共にしたい愛の形『スーパーノヴァ』
コリン・ファースとスタンリー・トゥッチが20年を共にしてきたカップルを熱演。ピアニストのサムと作家のタスカーはある日キャンピングカーで2人きりの旅に出る。
7/ 1 (Thu)-
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あなたなら地球最後の2日間をどう過ごす? 『グリーンランド--地球最後の2日間--』
コロナ禍ということもあり、全米の大きな映画を見る機会が減ってしまったなかで久しぶりに鑑賞できたパニックアクション。鑑賞後はまさにテーマパークに行ってきたような気持ちになれる作品に出会えた!
6/ 4 (Fri)-
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大注目チャーリー・プラマー主演作!『クローブヒッチ・キラー』
世界でも注目される俳優チャーリー・プラマー主演の本作がやっと日本にやってきた。ある田舎町で10年前に起こった連続殺人事件。犯人は捕まらず、残された手がかりは被害者がクローブヒッチ(巻き結び)という結び方で縛られているということだった。
5/31 (Mon)-
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これを観たらまた明日からの子育ても頑張れる『明日の食卓』
「息子を殺したのは、私ですかー?」という一瞬びっくりしてしまうキャッチコピーが目に飛び込んできた本作。石橋ユウという同姓同名の10歳の少年の子供をもつ3人の母親たち。それぞれに子育てに奮闘しながらも、息子を心から愛する幸せな家庭のはずだったのだが...。
5/25 (Tue)-
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太鼓にたくした女子高生の魂の叫び『藍に響け』
声帯損傷からうまく言葉が話せないマリアと家庭環境が不安定な環(たまき)の2人が、高校という場所で出会い、太鼓を通じて青春の日々を過ごすストーリー。
5/24 (Mon)-
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時間と心の余裕をもって行動を『アオラレ』
日本でも、ここ数年であおり運転の被害についてのニュースが取り上げられるようになってきた。必要以上に運転中の車に対して接近したり急ブレーキや横から寄せるなど運転を妨害し、事故になりかねない行為をするあおり運転。原因はほんの些細なトラブルが多い。
5/21 (Fri)-
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アンソニー・ホプキンスがアカデミー賞主演男優賞受賞!『ファーザー』
本作は第93回アカデミー賞で脚色賞、主演男優賞を受賞した。主演男優賞を受賞したアンソニー・ホンプキンスが演じたのはアルツハイマーという病に翻弄される老人という役柄。役名もアンソニーでまさにアンソニー・ホプキンスの為に、あてがきされた台本が素晴らしい。
5/13 (Thu)-
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今一番見るべきフランス恋愛映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわり』
なんと本作、フランスの権威ある映画サイト「ALLOCINE」の、2010年代のロマンティック・コメディ映画ランキングで「アバウト・タイム~愛おしい時間について~」を抑えて1位に輝いているというではないか!
5/ 7 (Fri)-
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本への愛が溢れる『ブックセラーズ』
電子化が進み本の存在が少しずつ衰退している昨今。それでもページをめくってその手が止められないあの感覚は至福であり、本を読むということは自分の知らない世界を知ると同時に自分の内面と自然と向き合う作業であったりもする。
4/19 (Mon)-
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子供にみせる親の背中『約束の宇宙(そら)』
本作は宇宙飛行士の母親と娘の絆の物語であり、娘の成長ストーリーであると共に家族の成長ストーリーにもなっている。母親の職業は宇宙飛行士ということで、身近なものではないし感情移入しにくいのではないかという思いもあったが取り越し苦労であった。
4/15 (Thu)-
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夢の開拓からみるアメリカ。『ミナリ』
ゴールデングローブ賞外国語映画賞を受賞した本作。アメリカの映画ながら韓国出身の家族が話の中心にあり、言語の多くが外国語(韓国語)ということで外国語映画という扱いになり物議を醸した。
4/13 (Tue)-
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ただそばにいる優しさを知る『僕が跳びはねる理由』
本作の原作は東田直樹の「自閉症の僕が跳びはねる理由」です。日本人の書いた本が30か国以上で出版され世界中で広く読まれています。 原作者の心の声が文字となっているのですが、作者自信が自閉症でありこれは本当に私たちの想像する以上に大変なことなのだと思いました。
3/26 (Fri)-
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自然の中に身をおいて考える今後の人生『ノマドランド』
本作はゴールデングローブ賞で最優秀作品賞(ドラマ)、最優秀監督を受賞した。アカデミー賞でも主要部門の作品賞、監督賞、主演女優賞にノミネートされ、全6部門のノミネートをはたしている。
3/23 (Tue)-
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西宮から全国へ届け!『にしきたショパン』
兵庫県西宮市、現在では関西の住みたい街ランキングの上位に名前があがる西宮北口、通称『にしきた』を舞台に世界へ羽ばたこうと必死に生きる男女のピアニストの物語。
3/18 (Thu)-
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金魚すくい漫画原作×ミュージカルの化学反応『すくってごらん』
歌舞伎界のプリンス尾上松也とももいろクローバーZのリーダー百田夏菜子。共に映画初主演というフィールドの違う2人がみせる化学反応が、原作からは全く想像出来ない形で映画化されている。
3/16 (Tue)-
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機械との共存問題を考える『AI崩壊』
もしもこの先、私たちが「OK、Google」「Hey、Siri」が手離せないほど、機械に頼った生活が当たり前になったら......。そんなことを終始考えさせられる近未来サスペンスでした。
3/11 (Thu)-
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伝えなかった想いの行方『パンとバスと2度目のハツコイ』
ハツコイの人に思いを告げることもなく心の中にそっとその思いに蓋をしたら思い出が美化される。劇中の台詞「付き合えなかった好きな人を嫌いになれないよ。嫌いになれるほど知らないんだもん」にとてつもなく共感し、この作品を好きになった。
3/10 (Wed)-
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女でいると強くなれる『MISS ミス・フランスになりたい!』
フランス映画らしい華やかで洗練された美しさ、だけど人間らしく力強い作品がうまれた!ジェンダーにとらわれない究極の美しさで世界を魅了するフランスのモデル、アレクサンドル・ヴェテール初主演作品。
2/28 (Sun)-
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あなたはその違和感にどこまで気がつけますか?『哀愁しんでれら』
今思い返せば、この不気味なポスターを見たときから私はこの作品から漂う異様な雰囲気に飲み込まれていたのかもしれない。そのポスターは父親と母親それにうさぎを抱いた娘の3人家族がニッコリとほほえんでいる。だけど、瞳が描かれていない為、全員白目の状態でなんとも不気味なのである。
2/ 5 (Fri)-
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原作ファンも必見! 深く考えさせられるサスペンス作品『ファーストラヴ』
2月11日公開の映画『ファーストラヴ』。第159回直木賞受賞の島本理生の同名サスペンス小説が原作! 原作の空気感を上手く表現した巧みな心情描写が素晴らしく、原作ファンも見逃せない一作となっています。
2/ 3 (Wed)-