「杉本結」
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本当の悪の正体とは?『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』
私たちは、テレビやネットニュースの報道を見て新しい情報を入手する。その報道を鵜呑みにしていないか、自分自身に問いかける必要があると感じさせられた作品に今回出会ったので紹介したい。
6/24 (Tue)-
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主人公の正体は凶悪な殺人鬼?『レオ:ブラッディ・スウィート』
またしても面白いインド映画を発見したので紹介したいと思います。本作『レオ:ブラッディ・スウィート』は、上映時間が161分。やっぱりインド映画は長いと感じてしまい、いつ観ようかタイミングに悩むことが多いです。
6/20 (Fri)-
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まったく先が読めない頭脳戦『フェイクアウト!』
私たちの生活から切り離せないものになりつつあるAIを題材に、AIの予想をも上回るような人間同士の騙し合いから目が離せない作品だ。
6/20 (Fri)-
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真実を知ったとき、涙があふれる----『おばあちゃんと僕の約束』
本作はタイ映画の世界興行収入歴代No.1になったことで話題となっている大ヒット作品。さらに、第97回アカデミー賞®国際長編映画部門のタイ代表として、タイ映画として初めてショートリストに選ばれた作品でもあります。
6/ 9 (Mon)-
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日本と香港で異なる大学受験に対するモチベーションの違いの背景にせまる『年少日記』
今回紹介する『年少日記』は、中国版アカデミー賞とも称される第60回金馬奨で観客賞と最優秀新人監督賞を受賞する快挙を成し遂げた作品だ。
6/ 3 (Tue)-
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食い違いコントを見ているようで爆笑の68分『結婚の報告』
話がかみ合わないコントのような展開が、お笑いを見ているような感覚になる。それでも、きっちりとした映画として成立しているのは俳優の演技力があってだろう。
5/26 (Mon)-
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本当にあった怖い話『デビルズ・バス』
世界中のホラー映画ファンを震撼させた『グッドナイト・マミー』 のヴェロニカ・フランツ&ゼヴリン・フィアラ監督が、実際の裁判記録をもとに宗教とタブーに支配された歴史の暗部を描いた本作。
5/20 (Tue)-
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YUI主演タイヨウのうたの韓国リメイク『タイヨウのウタ』
筆者は高校生の時に日本版を劇場で鑑賞して号泣した思い出のある作品。韓国版でもやっぱり泣いてしまった。
5/13 (Tue)-
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シリーズ3作目は大冒険!『パディントン 消えた黄金郷の秘密』
イギリスで最も人気のあるくまをイギリス人に聞けば「くまのパディントン」と誰もが答えるそうです。そんなくまのパディントン、映画になるのは3作目。
5/ 6 (Tue)-
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地域活性映画で終わるにはもったいないほどの傑作!『わたのまち、応答セヨ』
本作は地域活性のために製作された映画。舞台は愛知県蒲郡市。これだけ聞くと映画を鑑賞しに行く人も限定されそうだが、鑑賞後一番にただのご当地映画で終わるにはもったいないほど良いものを見せてもらったと感動した。
5/ 1 (Thu)-
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多毛症の女性の物語から考える多様性『ロザリー』
突然ですが、コンプレックスってありますか? 誰にでも多かれ少なかれあるコンプレックス。そのコンプレックスが多毛症だった女性の物語を今回は紹介したい。
4/30 (Wed)-
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バレエに人生を捧げたバレリーナの実話『JOIKA』
本作は世界最高峰のバレエ団"ボリショイ・バレエ"を舞台に、完璧なプリマになることに取りつかれたアメリカ人バレリーナの狂気に満ちたサイコ・サスペンス。
4/30 (Wed)-
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新しいことをはじめる人におすすめ『Page30』
東京で最も有名な場所といってもいいかもしれない。若者のポップカルチャーの生まれる場所としても有名な「渋谷」、そこに2025年4月新たに「渋谷 ドリカムシアター」なるものが誕生するらしい。
4/ 8 (Tue)-
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学ぶ幸せをかみしめる『バーラ先生の特別授業』
インドからまたすごい作品がやってきた! 本作、テルグ語の『Sir』とタミル語の『Vaathi〔バーラ先生の特別授業〕』という2言語同時進行・同時公開のバイリンガル映画となる。
4/ 7 (Mon)-
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歴史に翻弄された家族の物語から考える韓国の歴史『1980 僕たちの光州事件』
日本にとって韓国はお隣とも呼べる場所にある国である。そんな韓国で起こった歴史的事件を私たちは深く知ることはない。1980年、45年前に起った光州事件を知っていますか?
4/ 3 (Thu)-
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アカデミー賞で話題『エミリア・ペレス』
本年度ゴールデングローブ賞最多4部門受賞を果たし、本年度アカデミー賞®では最多12部門13ノミネート、"非英語映画"として歴代最多ノミネートの快挙を達成した。
3/21 (Fri)-
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本当にあった詐欺事件を本人主演で再現!『ジェリーの災難』
映画なのかそれともドキュメンタリーなのか、あまりにもリアルでどちらなのかわからなくなった。そして、鑑賞しながら考えていたのは母のことだった。
3/18 (Tue)-
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次期ローマ教皇の座をかけた極上ミステリー『教皇選挙』
アカデミー賞で脚色賞を受賞した『教皇選挙』。本作は『西部戦線異状なし』の監督も勤めたエドワード・ベルガー監督が再びメガホンを取るということで実力派キャストが大集結している。
3/17 (Mon)-
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リアルな20代の恋愛と苦悩『早⼄⼥カナコの場合は』
今回紹介する作品は、柚木麻子による小説 『早稲女、女、男』が原作となっている。タイトルの「早稲女(ワセジョ)」は早稲田大学に通う女子大生や卒業生のことで、同書では彼女たちの特徴について「融通がきかない、男っぽい、闘志剥き出し」と説明されている。
3/11 (Tue)-
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国家機密計画に隠された謎の生物の正体は?『プロジェクト・サイレンス』
息をするのも忘れてしまうほどのパニックスリラーに出会ってしまいました。現在の韓国映画のアベンジャーズといえるくらいに最強のスタッフ、キャストが集まって製作された作品です。
2/27 (Thu)-