「杉本結」
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名匠が日本を舞台に撮る『PERFECT DAYS』
『パリ、テキサス』(84)、『ベルリン・天使の詩』(87)などの傑作を世に送り出してきた名匠ヴィム・ヴェンダースが、今回作り上げた作品の舞台はなんと日本の渋谷。
12/19 (Tue)-
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静かな日常の中にある幸せを感じる『枯れ葉』
カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いたアキ・カウリスマキのラブストーリー。監督が今までに撮ってきた労働者三部作『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』の続編となる一作。
12/14 (Thu)-
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新しい妊娠の形はまさかの卵型ポッド『ポッド・ジェネレーション』
AIが発達した近未来。持ち運び可能な卵型の《ポッド》で赤ちゃんを育てるカップルを描いたSFラブコメディをご紹介します。
12/ 5 (Tue)-
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闇市の裏で鳴り響く銃声の正体『ほかげ』
舞台は『野火』の直後、終戦後の闇市。空襲で家族を亡くし食べ物を盗んで暮らす子供と、売春斡旋された女、戦地から生き延び帰還した男たちの目を通して、戦争で奪われたものと、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる人々を、したたかに描き出す。
11/20 (Mon)-
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次世代に届けたい『ぼくは君たちを憎まないことにした』
今回紹介するのはパリ同時多発テロを題材とした映画。2015年11月13日に起こったテロ事件で死者130人負傷者300人以上という大きなテロ事件だった。
11/ 9 (Thu)-
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静かに、力強く問題提起する『正欲』
朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を迎え映画化した本作を紹介したい。
11/ 7 (Tue)-
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元気な時にやりたいことを!『人生は、美しい』
ポスターには「初恋の人に逢いたい--。余命2か月と宣告された私の最後の願い」というキャッチコピーがあった。なかなか重そうな内容なのか?と思った。まさか、ミュージカル映画とは思わなかったので、歌い出した時にはびっくりした。
11/ 4 (Sat)-
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移住トラブルにご注意を!『理想郷』
今回紹介するのは移住トラブルについての映画。それだけかと思いきや、後半からは夫婦の愛、特に妻から旦那への愛の形が言葉ではなく行動で示される形になっている点がとても好感のもてる作品だった。
11/ 2 (Thu)-
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確実に騙されます!『ドミノ』
「冒頭5秒、既に主人公もあなたも、騙されている」このキャッチコピーがなんとも言えない絶妙な表現。鑑賞前にこのキャッチコピーに、えっ!? 5秒で? 最初の5秒気合い入れてみて絶対私は騙されないようにしたい!なんて意気込んでいた。
10/27 (Fri)-
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世に問う大問題作『月』
原作は、実際の障害者殺傷事件である、やまゆり園事件に着想を得て、2017年に発表された辺見庸の小説『月』。原作自体が衝撃が大きい作品だ。その映像化となると、どのように視覚に訴えかけてくるのか...
10/11 (Wed)-
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原作はビートたけしによる同名小説『アナログ』
この作品の舞台は携帯電話の普及していない時代ではない。だけど、みゆきは携帯電話を持っていない。いったい、みゆきという女性の秘密とはなんだろうと引き込まれていく。
10/ 4 (Wed)-
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日本に元ネタがあった『オクス駅お化け』
世界中で驚異的レビューを獲得した伝説のホラーウェブ漫画を原作に、構想9年を経てJホラーの巨匠・高橋洋が脚本を手掛け、待望の実写映画化をした『オクス駅お化け』。
10/ 3 (Tue)-
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1作目をもう一度観たくなる! シリーズラスト『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
本作、169分ずっと戦っています! みているこちらも疲労困憊になってしまいます。アクションシーン、日本での戦闘はジョン・ウィックシリーズお馴染みのガンアクションだけではなく手裏剣や弓矢、刀、ヌンチャクと日本らしさをとりいれております。
9/20 (Wed)-
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これ、実話なんです!『ロスト・キング 500年越しの運命』
自己否定された時に、別のなにかに没頭したり、自分を肯定できるなにかが欲しくなったりするような人間の内なる欲求を、とてもうまく表現している作品だった。
9/19 (Tue)-
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リアルな84分群像劇『ほつれる』
鑑賞前に映画のポスターをみた。そこにあったキャッチコピーが「どんな作品なんだろう?」と気になる度をグイッとあげてきた。
9/11 (Mon)-
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話題のラブストーリー『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』
シリーズ累計発行部数 55万部を超え、「10代女子が選ぶ文芸小説No1」にも選ばれた(出典:日販W+)珠玉のラブストーリーが待望の映画化!
9/ 8 (Fri)-
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日韓問題に向きあう『復讐の記憶』
日韓問題を韓国人の視点から描いた本作を、日本人である私たちが鑑賞することに大きな意味を感じる作品だった。
8/28 (Mon)-
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今を全力で生きる『春に散る』
ここ最近の横浜流星は見るたびに違う人に見えるくらい1つ1つの作品での役作りが素晴らしい。劇中のボクシングシーンは演技とは思えないほどの迫力と気迫がスクリーン越しにも伝わってくる。
8/23 (Wed)-
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あなたはなんでSNSを更新してるの?『#ミトヤマネ』
現代社会の「闇」とも言えるデジタル、SNS社会の怖さを描いた『#ミトヤマネ』。SNSを少しでも利用しているならもう他人事としてとらえていてはいけない。次は自分の番かもしれないという気持ちで鑑賞してほしい。
8/22 (Tue)-
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極限の選択をしたボクサー。『アウシュヴィッツの生還者』
ついに打ち明ける時が来た──生き残った本当の理由。アウシュヴィッツからの生還者が明かす衝撃の実話が、スクリーンに映し出される。
8/ 4 (Fri)-