「杉本結」
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女性が社会を変えていく『コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー』
1960年代―中絶が違法な時代のアメリカ。名もなきヒロインたちが「女性の権利」のために立ち上がった、感動の実話を紹介したい。
3/18 (Mon)-
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小さな声に耳をすます『52ヘルツのクジラたち』
原作は、2021年に本屋大賞に輝いた町田そのこのベストセラー小説「52ヘルツのクジラたち」。〈52ヘルツのクジラ〉とは、他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で一頭だけのクジラのこと。
3/ 1 (Fri)-
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最悪の悪夢が到来!『ボーはおそれている』
『ヘレディタリー/継承』で映画ファンの注目を集め、『ミッドサマー』が全世界で大ヒットを記録するだけでなく、多くの観客に"消えない傷"を植え付けた天才監督アリ・アスターが、気鋭の映画スタジオA24と三度目のタッグを組んで世に放つ最新作がついに日本解禁。
2/15 (Thu)-
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予想の斜め上をいくストーリーに期待!『サイレントラブ』
ポスターをみて『そして、愛は動き出す―。』このキャッチコピーに2023年山下智久と新木優子主演の『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のような空気感の純愛を想像した。
1/26 (Fri)-
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学びの多い作品!『僕らの世界が交わるまで』
いま最も信頼される映画スタジオといわれているA24が手がけた最新作は、『ソーシャル・ネットワーク』の個性派俳優、ジェシー・アイゼンバーグの初監督作です。
1/19 (Fri)-
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笑って泣ける『カラオケ行こ!』
本作、予想以上に声を出して笑える作品だった。終始、笑いながら映画を観たのは久しぶりだったように思う。
1/11 (Thu)-
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もしも大災害が起こったら『コンクリート・ユートピア』
第48回トロント国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に続く傑作」と高く評価され、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出された『コンクリート・ユートピア』。
1/10 (Wed)-
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笑って泣けるドッグムービー『マイ・ハート・パピー』
今回紹介する本作、人生崖っぷちの2人の兄弟が、愛犬"ルーニー"の里親を探す旅先で、行き先のない子犬たちとの思いがけない出会いを通じて芽生えた、犬と人間の絆をハートフルに描く作品となっている。
12/28 (Thu)-
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名匠が日本を舞台に撮る『PERFECT DAYS』
『パリ、テキサス』(84)、『ベルリン・天使の詩』(87)などの傑作を世に送り出してきた名匠ヴィム・ヴェンダースが、今回作り上げた作品の舞台はなんと日本の渋谷。
12/19 (Tue)-
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静かな日常の中にある幸せを感じる『枯れ葉』
カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いたアキ・カウリスマキのラブストーリー。監督が今までに撮ってきた労働者三部作『パラダイスの夕暮れ』『真夜中の虹』『マッチ工場の少女』の続編となる一作。
12/14 (Thu)-
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新しい妊娠の形はまさかの卵型ポッド『ポッド・ジェネレーション』
AIが発達した近未来。持ち運び可能な卵型の《ポッド》で赤ちゃんを育てるカップルを描いたSFラブコメディをご紹介します。
12/ 5 (Tue)-
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闇市の裏で鳴り響く銃声の正体『ほかげ』
舞台は『野火』の直後、終戦後の闇市。空襲で家族を亡くし食べ物を盗んで暮らす子供と、売春斡旋された女、戦地から生き延び帰還した男たちの目を通して、戦争で奪われたものと、絶望と闇を抱えたまま混沌の中で生きる人々を、したたかに描き出す。
11/20 (Mon)-
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次世代に届けたい『ぼくは君たちを憎まないことにした』
今回紹介するのはパリ同時多発テロを題材とした映画。2015年11月13日に起こったテロ事件で死者130人負傷者300人以上という大きなテロ事件だった。
11/ 9 (Thu)-
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静かに、力強く問題提起する『正欲』
朝井リョウによる小説『正欲』を、監督・岸善幸、脚本・港岳彦で、稲垣吾郎、新垣結衣、磯村勇斗、佐藤寛太、東野絢香を迎え映画化した本作を紹介したい。
11/ 7 (Tue)-
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元気な時にやりたいことを!『人生は、美しい』
ポスターには「初恋の人に逢いたい--。余命2か月と宣告された私の最後の願い」というキャッチコピーがあった。なかなか重そうな内容なのか?と思った。まさか、ミュージカル映画とは思わなかったので、歌い出した時にはびっくりした。
11/ 4 (Sat)-
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移住トラブルにご注意を!『理想郷』
今回紹介するのは移住トラブルについての映画。それだけかと思いきや、後半からは夫婦の愛、特に妻から旦那への愛の形が言葉ではなく行動で示される形になっている点がとても好感のもてる作品だった。
11/ 2 (Thu)-
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確実に騙されます!『ドミノ』
「冒頭5秒、既に主人公もあなたも、騙されている」このキャッチコピーがなんとも言えない絶妙な表現。鑑賞前にこのキャッチコピーに、えっ!? 5秒で? 最初の5秒気合い入れてみて絶対私は騙されないようにしたい!なんて意気込んでいた。
10/27 (Fri)-
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世に問う大問題作『月』
原作は、実際の障害者殺傷事件である、やまゆり園事件に着想を得て、2017年に発表された辺見庸の小説『月』。原作自体が衝撃が大きい作品だ。その映像化となると、どのように視覚に訴えかけてくるのか...
10/11 (Wed)-
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原作はビートたけしによる同名小説『アナログ』
この作品の舞台は携帯電話の普及していない時代ではない。だけど、みゆきは携帯電話を持っていない。いったい、みゆきという女性の秘密とはなんだろうと引き込まれていく。
10/ 4 (Wed)-
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日本に元ネタがあった『オクス駅お化け』
世界中で驚異的レビューを獲得した伝説のホラーウェブ漫画を原作に、構想9年を経てJホラーの巨匠・高橋洋が脚本を手掛け、待望の実写映画化をした『オクス駅お化け』。
10/ 3 (Tue)-