「杉本結」
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私たちにできるSDGsについて考える『HOW TO BROW UP』
きっと本作は日本で大ヒットする作品ではないだろう。それでも、環境破壊が進んだ先に待つ世界の姿を確認してほしいと思う。
6/13 (Thu)-
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写真は心を映す鏡『明日を綴る写真館』
今回紹介する作品は、どうすることもできないまま誰もが抱えている"想い残し"をテーマに、年齢も考え方も全く違うふたりが紡ぐ圧倒的に美しくて優しい感動作となっている。
6/ 5 (Wed)-
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空白が心地よい『わたくしどもは。』
私がこの作品を鑑賞したのは東京国際映画祭だった。コンペティション部門に選出された作品の中でも群を抜いて独特な世界観だった。
5/30 (Thu)-
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五感を研ぎ澄まして鑑賞せよ『関心領域』
壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?そして、あなたと彼らの違いは?
5/28 (Tue)-
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未来の日本を考える『バティモン5 望まれざる者』
『レ・ミゼラブル』(19)のラジ・リ監督最新作である本作。『レ・ミゼラブル』製作スタッフが再集結し、バンリュー(フランス語で「郊外」の意)が抱える問題を持ち前の臨場感に新しい視点を交えて生み出した。
5/28 (Tue)-
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恋する女は無敵さ!『不死身ラヴァーズ』
今回紹介する作品は、恋をあきらめない! 全力で何度だってぶつかる! そんな主人公の物語となっている。原作は、「進撃の巨人」諫山創のアシスタントを経て漫画家デビューした高木ユーナの同名コミックだ。
5/ 8 (Wed)-
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あなたは誰が敵か見抜けるか?『無名』
重厚感に満ちた効果音が一気に作品の世界の中に連れていく、見事なオープニングから作品はスタートする。
5/ 1 (Wed)-
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世界的ロックスターの奥さん『プリシラ』
今回紹介するのは、世界的スーパースターのエルヴィス・プレスリーと恋に落ちた女性の、嘘のようで本当の物語。
4/ 8 (Mon)-
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すれ違いの先にある未来は?『パスト ライブス/再会』
本作は、移住によって離れ離れになった幼なじみのふたりが24年後、36歳の夏にNYで再会する7日間を描く、大人のラブストーリー。
4/ 2 (Tue)-
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人生なにが起きるかわからないから楽しい。『ブルックリンでオペラを』
人生で一度決めたことをひっくり返すようなことはだれにとってもなかなか勇気のいる決断だ。だけど、そうしてまでも変えたいと思えるなにかに出逢ったとしたら......というストーリー。
4/ 1 (Mon)-
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天才科学者の栄光と没落の生涯『オッペンハイマー』
第96回アカデミー賞で最多となる13部門にノミネートされ、同じく最多となる7部門を制覇した『オッペンハイマー』がついに日本で公開。
3/27 (Wed)-
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オピオイド危機を考える『美と殺戮のすべて』
今回紹介する本作は2022年のヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞している。例年とは全く毛色の違う作品に『美と殺戮のすべて』とはどんな作品なのだろうかと疑問に思っていた。
3/26 (Tue)-
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女性が社会を変えていく『コール・ジェーン ー女性たちの秘密の電話ー』
1960年代―中絶が違法な時代のアメリカ。名もなきヒロインたちが「女性の権利」のために立ち上がった、感動の実話を紹介したい。
3/18 (Mon)-
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小さな声に耳をすます『52ヘルツのクジラたち』
原作は、2021年に本屋大賞に輝いた町田そのこのベストセラー小説「52ヘルツのクジラたち」。〈52ヘルツのクジラ〉とは、他の仲間たちには聴こえない高い周波数で鳴く世界で一頭だけのクジラのこと。
3/ 1 (Fri)-
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最悪の悪夢が到来!『ボーはおそれている』
『ヘレディタリー/継承』で映画ファンの注目を集め、『ミッドサマー』が全世界で大ヒットを記録するだけでなく、多くの観客に"消えない傷"を植え付けた天才監督アリ・アスターが、気鋭の映画スタジオA24と三度目のタッグを組んで世に放つ最新作がついに日本解禁。
2/15 (Thu)-
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予想の斜め上をいくストーリーに期待!『サイレントラブ』
ポスターをみて『そして、愛は動き出す―。』このキャッチコピーに2023年山下智久と新木優子主演の『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のような空気感の純愛を想像した。
1/26 (Fri)-
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学びの多い作品!『僕らの世界が交わるまで』
いま最も信頼される映画スタジオといわれているA24が手がけた最新作は、『ソーシャル・ネットワーク』の個性派俳優、ジェシー・アイゼンバーグの初監督作です。
1/19 (Fri)-
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笑って泣ける『カラオケ行こ!』
本作、予想以上に声を出して笑える作品だった。終始、笑いながら映画を観たのは久しぶりだったように思う。
1/11 (Thu)-
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もしも大災害が起こったら『コンクリート・ユートピア』
第48回トロント国際映画祭で「『パラサイト 半地下の家族』に続く傑作」と高く評価され、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出された『コンクリート・ユートピア』。
1/10 (Wed)-
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笑って泣けるドッグムービー『マイ・ハート・パピー』
今回紹介する本作、人生崖っぷちの2人の兄弟が、愛犬"ルーニー"の里親を探す旅先で、行き先のない子犬たちとの思いがけない出会いを通じて芽生えた、犬と人間の絆をハートフルに描く作品となっている。
12/28 (Thu)-