7月30日(水)
『放っておいても明日は来る』のメンバーで生物資源会社を経営している二村聡さんが、一年一カ国をモットーにアジア17カ国でプロサッカー選手としてプレイしている伊藤壇選手を連れてくる。生のサッカー選手と対峙する機会などそうそうあるわけがなく、まるで乙女のようにあがってしまう。
夜、青山ブックセンター本店にて『ROADSIDE BOOKS』刊行記念、都築響一さんと大竹伸朗さんのトークイベント立ち会い。
その合間に店内をふらふらしていて『大坊珈琲店』大坊勝次(誠文堂新光社)という本を見つけ、驚く。この本は、表参道交差点近くにあった喫茶店の閉店時に作られた私家版を改訂されたものらしいのだが、なんとなんとその一部が活版印刷で刷られているのだ。その美しさたるや...。
音楽ではアナログレコードが人気になっているけれど、そのうち本も活版版と通常版と電子書籍版なんて形態で販売されたりして。誰の本だったら活版判で欲しいだろうか。
どうにか日付が変わる前に帰宅するが、家族は寝ており誕生日を祝うイベントはなし。昨年の誕生日が幸せ過ぎたのだ。
43歳のはじまり。