3月27日(金)
散々営業した後、リブロの矢部さんを訪問。矢部さんは仕事の師匠でありながら、読書の師匠でもあるので、面白本の情報交換。といっても小説ではなく、地味なノンフィクションなど。
私はちょうど新刊台で見つけた『旅する人びと』関哲行(岩波書店)や『異形のロマネスク 石に刻まれた中世の奇想』ユルギス・バルトルシャイティス(講談社)の話をすると、当然矢部さんも既にチェックされていて、逆にユルギス・バルトルシャイティスについてレクチャーを受ける。瞬間的に教養というものについて考えてしまう。
そんな矢部さんからは『実体への旅--1760年-1840年における美術、科学、自然と絵入り旅行記』バーバラ M.スタフォード(産業図書)を教えていただく。8000円以上する本だけど、「キャプテン・クックはじめ18世紀西欧の探険家たちが未踏異域の驚異の情報を文明界に伝えた厖大な旅行実記に今、前代未聞の光が当てられる。近代の出発点が経験した文明と自然の関係をめぐる知恵が、近代の終着点が抱えた<環境>の難問(アポリア)を解く手掛りとなる!」とあるではないか。これは買わねばならない。まずお金を貯めよう。
夜は助っ人送別会(これを書いている今も会社で酒が酌み交わされている)。今年は長く勤めた関口鉄平と古本青年・大塚啓高が卒業していくので淋しい。卒業するはずだった松倉と朝倉の倉コンビは何をしているのだろうか。
私はちょうど新刊台で見つけた『旅する人びと』関哲行(岩波書店)や『異形のロマネスク 石に刻まれた中世の奇想』ユルギス・バルトルシャイティス(講談社)の話をすると、当然矢部さんも既にチェックされていて、逆にユルギス・バルトルシャイティスについてレクチャーを受ける。瞬間的に教養というものについて考えてしまう。
そんな矢部さんからは『実体への旅--1760年-1840年における美術、科学、自然と絵入り旅行記』バーバラ M.スタフォード(産業図書)を教えていただく。8000円以上する本だけど、「キャプテン・クックはじめ18世紀西欧の探険家たちが未踏異域の驚異の情報を文明界に伝えた厖大な旅行実記に今、前代未聞の光が当てられる。近代の出発点が経験した文明と自然の関係をめぐる知恵が、近代の終着点が抱えた<環境>の難問(アポリア)を解く手掛りとなる!」とあるではないか。これは買わねばならない。まずお金を貯めよう。
夜は助っ人送別会(これを書いている今も会社で酒が酌み交わされている)。今年は長く勤めた関口鉄平と古本青年・大塚啓高が卒業していくので淋しい。卒業するはずだった松倉と朝倉の倉コンビは何をしているのだろうか。