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掲載月号掲載書評
2024年12月号掲載
縁の下の力持ち校正・校閲の現場ルポ
東えりか
君嶋彼方の青春連作集『春のほとりで』が素晴らしい!
松井ゆかり
『檜垣澤家の炎上』は永嶋恵美の最高傑作だ!
酒井貞道
仏教史をなぞる冗談小説 円城塔『コード・ブッダ』に感動!
大森望
顔のない人々に寄り添うアダニーヤ・シブリーが凄い!
石川美南
ホロヴィッツ・シリーズの新機軸『死はすぐそばに』が出た!
柿沼瑛子
2024年10月号掲載
作家の業の深さにおののく車谷長吉『癲狂院日乗』
東えりか
滝沢志郎『月花美人』に感謝を捧げたい!
松井ゆかり
思わぬ場所に読者を誘う篠田節子『四つの白昼夢』
酒井貞道
1091ページの巨峰・奥泉光『虚史のリズム』に五つ星!
大森望
衝撃の〈少女〉小説で世界の深淵を覗き込む
石川美南
最高のロス・マクオマージュ陸秋槎『喪服の似合う少女』が嬉しい!
柿沼瑛子
2024年9月号掲載
興奮と驚きの支援テクノロジー最前線
東えりか
ピル解禁運動のリーダーに光をあてる桐野夏生『オパールの炎』
松井ゆかり
科捜研からスピンオフまで連作短篇集が熱い!
酒井貞道
高野史緒の書痴小説集『ビブリオフォリア・ラプソディ』に◎!
大森望
語りのマジックに身も心も委ねるのだ!
石川美南
本格あり青春ありコージーありの『白薔薇殺人事件』を推す!
柿沼瑛子
2024年8月号掲載
結婚半年、22歳の奮闘を描く『力道山未亡人』
東えりか
古内一絵『東京ハイダウェイ』に元気づけられる!
松井ゆかり
驚愕の展開が待ち受ける『詐欺師と詐欺師』が素晴らしい!
酒井貞道
『精霊を統べる者』のスチームパンクなカイロに浸る!
大森望
シャッター音が聞こえ、物語はつづく
石川美南
スリリングでユーモラスな『マクマスターズ殺人者養成学校』
柿沼瑛子
2024年7月号掲載
バッタ博士の待ちに待った第二弾登場!
東えりか
池井戸潤『俺たちの箱根駅伝』のチームプレーに喝采!
松井ゆかり
サプライズに拘り抜いた歌野晶午の短篇集『それは令和のことでした、』
酒井貞道
地球環境から野球まで短編SF祭りだ!
大森望
年間ベスト級作品目白押し!(絵本もあるよ)
石川美南
人情味とほろ苦さが"いい塩梅"な『ミステリーしか読みません』に◎!
柿沼瑛子
2024年6月号掲載
過激で苛烈なデスゲーム『就活闘争20XX』がヤバい!
松井ゆかり
意外性たっぷりの浅倉秋成の家族小説が素晴らしい!
酒井貞道
坂崎かおるの超ハイレベルな短編集『嘘つき姫』をくらえ!
大森望
共感を超えてつながり合う痛みの国のアリスたち
石川美南
張國立『炒飯狙撃手』は胸アツの中華ミステリーだ!
柿沼瑛子
2024年5月号掲載
被災者個々の内面に迫る『生ける死者の震災霊性論』
東えりか
人の心の複雑さを描く砂原浩太朗『夜露がたり』
松井ゆかり
阿津川辰海『黄土館の殺人』の「外」と「内」の謎解きを堪能!
酒井貞道
夏と思春期から終末SFまで新人デビュー作続々登場!
大森望
いみじき春の奇人変人まつり!
石川美南
"平凡すぎる"顔のポールとにわかトリオががんばる!
柿沼瑛子
2024年4月号掲載
津波で亡くなった外国人をたどる『涙にも国籍はあるのでしょうか』
東えりか
ますますパワーアップの成瀬あかりが帰ってきた!
松井ゆかり
西村健『不死鳥』でオダケン&ゆげ福が夢の共演だ!
酒井貞道
今年度翻訳SFベストワン有力候補『ロボットの夢の都市』登場!
大森望
楽園ははるか遠く......グルナ・コレクション開幕!
石川美南
不気味で動機が見えないインドリダソン『悪い男』の恐怖
柿沼瑛子
2024年3月号掲載
ボクシングから駅伝までスポーツ三昧だ!
東えりか
綾崎隼『この銀盤を君と跳ぶ』の天才を支えた人々に拍手!
松井ゆかり
「音楽とは何か」を問う逸木裕『四重奏』を推す!
酒井貞道
間宮改衣の強烈なデビュー作『ここはすべての夜明けまえ』をくらえ!
大森望
死者生者入り乱れる狂騒の島にダイブ!
石川美南
カリン・スローター『暗闇のサラ』は生きるための戦いの物語だ
柿沼瑛子
2024年2月号掲載
味の素営業マンの密着ルポ『地球行商人』がすごい!
東えりか
町田そのこ『夜明けのはざま』の主人公の決断を応援する!
松井ゆかり
高校生の誇りを賭けた独自ルールのゲームが楽しい!
酒井貞道
「幽霊」たちに導かれ物語の深奥へ
石川美南
M・ロウレイロ『生贄の門』の主人公コンビがいいぞ!
柿沼瑛子
酉島伝法の超弩級長編『奏で手のヌフレツン』に五つ星!
大森望
2024年1月号掲載
マレーシア出身医師の一代記『逆転力、激らせろ』が面白い!
東えりか
どんどん自由になっていく井上荒野『照子と瑠衣』が素敵だ!
松井ゆかり
二人の元半ぐれが対峙する月村了衛『半暮刻』を一押しだ!
酒井貞道
竜のグリオールシリーズ最終巻『美しき血』に圧倒される!
大森望
『少女、女、ほか』が最高としか言いようがない
石川美南
地道なヒロインの第二作にぶわっと涙!
柿沼瑛子

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