新刊めったくたガイド
1978年6月発行の第9号からスタートした「本の雑誌」の看板コーナーが、WEB本の雑誌に登場!
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2024年11月号 書評担当者:東えりか
縁の下の力持ち校正・校閲の現場ルポ
私たち物書きにとって校正・校閲は命綱である。プロに読んでもらい、誤字脱字、ファクトなどのチェックを受けることで初めて自分以外の人に読んでもらえると安心する。 昨今、こんな大事な仕事が蔑ろにされてい...記事を見る »
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2024年11月号 書評担当者:松井ゆかり
君嶋彼方の青春連作集『春のほとりで』が素晴らしい!
若さにはそれだけで価値があるなんて思える人間は単純でいいよね男女交際なんて考えらんないし将来の夢だって決まってる十代ばっかじゃないっつーの...と、呪いに満ちた中高生時代を送った私のような方々にも、...記事を見る »
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2024年11月号 書評担当者:酒井貞道
『檜垣澤家の炎上』は永嶋恵美の最高傑作だ!
『檜垣澤家の炎上』(新潮文庫)は、現時点における永嶋恵美の最高傑作と言って良いだろう。大正年間を貫く骨太の一族小説であると共に、その一族に加えられた主人公が、自らの地位をいかに築くかというクールな成長...記事を見る »
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2024年11月号 書評担当者:大森望
仏教史をなぞる冗談小説 円城塔『コード・ブッダ』に感動!
全米で400万部を突破、ロマンタジー(ロマンス+ファンタジー)ブームに火をつけたレベッカ・ヤロスのデビュー長篇『フォース・ウィング 第四騎竜団の戦姫』(原島文世訳/早川書房上下)★★★★がついに邦訳...記事を見る »
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2024年11月号 書評担当者:石川美南
顔のない人々に寄り添うアダニーヤ・シブリーが凄い!
砂漠でギターを爪弾くと、その音は砂に吸い込まれてちっとも響かないのだという。かつて読んだそんな話を、背中に流れる冷たい汗と共に思い出した。 アダニーヤ・シブリー『とるに足りない細部』(山本薫訳/河...記事を見る »
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2024年11月号 書評担当者:柿沼瑛子
ホロヴィッツ・シリーズの新機軸『死はすぐそばに』が出た!
アンソニー・ホロヴィッツの新作『死はすぐそばに』(山田蘭訳/創元推理文庫)が出た! 新作が出るたびに、今回は語り手のホロヴィッツがどんなひどい目にあわされるのか楽しみにしている邪な読者は私だけではな...記事を見る »