4月26日(日)ケア
晴れ。母親の車椅子を押して散歩していると、妙に満ち足りた気持ちになる。
以前、高野秀行さんにやりがいのある仕事、あるいは人生の充実感はどこから湧いてくるのだろうかと相談したことがあった。
高野さんはしばらく考えたのち、「人の役に立つことが大事なんじゃない」と教えてくれたのだった。
高野さん曰く、難民のようなかたちで日本に来た外国の人たちは、自分が助けられることと同時に誰かの役に立ちたいと願うのだそうだ。
私が人生をかけてしている「応援」というのも実は応援しながら選手やチームから応援されていると感じることがあり、人の世話(ケア)というものもケアしていながら同時にケアされているのかもしれない。
すっかり真っ白になった母親の後頭部を見つめ、ゆっくりゆっくり車椅子を押して町内をまわる。








