第14回 反ディープステート団体「神真都Q」の代表に会ってきました(後編)

「神真都Q」の代表・村井大介氏が語る、私たちの理解を超えた話の数々

 この1年あまり私は「洗脳とは何か」という答えを探してきました。

 多くの人にお話を聞かせていただき、その甲斐あってまだおぼろげではありますが「洗脳」と呼ばれている現象の正体が、少しずつ見えてきた......つもりだったのですが、今回の取材で何がなんだかよくわからなくなってしまいました。

 目の前にいる一般社団法人「神真都Q」の代表・村井大介氏の話は、そういう次元の問題をはるかに超越して、彼らが「ディープステート(以下、DS)の社会」と呼ぶこの社会の常識とあまりに違い過ぎているからです。

 

 コロナ禍に「反ワクチン団体」として注目を集めたこの団体は「Q」(アメリカの匿名掲示板上の謎の投稿者)という言葉がついていることからもわかるように、この世界を裏で支配する「世界サタニスト秘密結社・DS」という巨大組織があるという考えがベースにあり、その勢力と敵対するトランプ大統領やプーチン大統領を応援しています。

 そんな団体のトップにインタビューをするにあたって私は「まずは一度しっかり受け止めよう」と心に誓ってのぞみましたが、村井氏の口から飛び出した話は、私の「常識」からすると、なかなか受け入れることができないものばかりでした。

 詳しくは前編をお読みになっていただきたいですが、村井氏は18歳の時にDSに誘拐され、アメリカのどこかにある広大な地下施設で、世界中から集められた子どもたちと「世界の支配者組織の非公式軍隊」のメンバーになるため、特殊な訓練を受けたそうです。そして、その間に日本には村井氏の「クローン人間」が本人の代わりに送り込まれ、家族の目を欺いていました。さらには、そのような「なりすましクローン」がこの世界に溢れていて、オバマ元大統領など世界的な要人も「本物」ではないというのです。

 ただ、そこからさらにインタビューを進めていくと、このような話はまだまだほんの序章に過ぎないことを痛感しました。なにせ「子どもを食べる巨大な人外なる種族・爬虫類種族のレプティリアン」が登場してくるのですから。

村井氏が見た人喰い巨大トカゲ「レプティリアン」

 訓練を終え、DSの非公式軍隊の正規メンバーになった村井氏は一部隊を任されるリーダーとなったそうです。そこで世界中でおこなってきたハリウッド映画も顔負けの秘密作戦を聞いているうちに、私の中ではひとつの疑問が浮かびました。

 村井氏はどうやってその「影の軍隊」から抜け出したのでしょうか。村井氏の話によれば、この組織は訓練に脱落した子どもをどんどん"処分"していくような非道さと残忍さがあるそうなので、「一身上の都合で辞めさせてもらいます」なんて話はとても通用しそうにありません。

 しかも、そんな非公式軍隊があるということを公言して、「神真都Q」という反DS団体まで立ち上げてしまった村井氏は当然、「裏切り者」なので消されてしまうのではないでしょうか。

 そんな疑問を投げかけると、村井氏は吸い込まれそうな大きな瞳で私をじっと見つめて、こう言いました。

 

「おっしゃる通りです。かなり高齢になってから定年退職のような形で除隊された人はいますが、それでもチップを埋め込まれていつでも殺せる状態で解放されます。私のような年齢でこの組織を抜け出せたものはひとりもいません。にもかかわらず、なぜ私が抜けることができたのは、いろんな奇跡が重なったからです」

 

 きっかけはある「命令違反」だったそうです。

 いつものようにDSから指令を受けて向かったのは、なんとこの日本。アメリカ軍の横田基地と横須賀基地から入国した村井氏の部隊が向かったのは故郷・神戸とそれほど遠くない兵庫県内の某ダムだったそうです。実際に名前を教えてもらったので、ネットで調べると、岩石や土砂を積み上げてつくるいわゆるロックフィルダムでした。

 そのダムの横には水かさが増えた際に放流をする「側溝越流型洪水吐」があるのですが、村井氏によれば、そこから地下へ降りていくエレベーターがあるでそうです。部下を率いて地下の広大空間に到着した村井氏はある異変を感じました。

 

「子供たちの泣き叫ぶ声が聞こえてくるわけですよ。その方向に進むと目を疑うような残忍な光景が目の前に繰り広げられていました。体長45メートルのトカゲが、たくさんの子どもを生きたまま食らっていたんです」

「ト......トカゲ?」

 

 あまりの衝撃に、私は続く言葉を失ってしまいました。村井氏を見ると大真面目な顔でまったくふざけている様子はありません。隣にいる女性2人に目を移しました。彼女たちの反応も同じで、黙々とメモを取っています。村井氏は話を続けます。

 

「それを見て私の中でこれまで抑えていた感情が爆発しました。組織では上から命じられたこと以外のことをすると処刑されてしまうのですが、そこで部下たちと一緒にそのトカゲと交戦してしまったんです。こちらも死者が出るほど激しい戦いでしたが、どうにか27人の子どもの命を救うことができました」

 

 その後、この27人をアメリカ軍に引き渡し、責任をもって保護してくれると確認して安心した村井氏ですが、ほどなくして上官が横田基地までやってきて、身柄を拘束され、そのまま非公式軍隊の施設内で勾留されてしまったそうです。

 

「ああ、もうこれは処刑されるんだなと思っていたんですが、3日経過しても1週間経過しても殺されない。出される食事にも毒が入っていない。おかしいなと思っているうちに、不思議なことが起きました。上官から『3ヶ月ほど休みをやるから、どこかでゆっくり羽を伸ばしてこい』と言われたんです」

 

 自由の身にさせて、油断したところを事故を装って殺すのではないかと思いながらも、休暇を取った村井氏は勾留されている間ずっと考えていたことを実行することにしました。

 

「牢屋に閉じ込められている間、日本で見たあのトカゲがずっと頭にこびりついていました。もしここを生きて出ることができたら、あのトカゲの正体を突き止め、殲滅することを、生きがいにしようと誓ったんです」

「レプティリアン」全滅後に台頭してきた「ディープステート」

 そこで試みたのがCIA(アメリカ中央情報局)の極秘内部情報へのアクセスです。村井氏によれば、CIAはスイス国内のとある山と湖のある自然豊かな地域の地下に「イルミサーバー」という公式に知られていないサーバーがあるそうで、そこには世界中の表に出ない情報が集まっていますし、村井氏らがトカゲと交戦した事実も把握しているので、あの生物に関する情報があるはずだと考えたのです。

 さっそくCIA幹部を務めている友人に協力を要請しました。もちろん情報漏洩は重罪ですので最初は断られたそうです。しかし、このCIA幹部は、18歳から受けていた特殊能力の訓練を共に生き残った「盟友」だったということもあり、最終的には村井氏のサーバーへの侵入を裏でサポートしてくれたそうです。そんな苦労の果て、サーバー内の膨大なデーターを精査していった村井氏は「驚愕の事実」にたどり着きました。

 

「私の上官の上官、つまりは組織のトップを裏で支配しているのが、その爬虫類種族だったことがわかったんです」

 

 SF超大作映画のようなドラマチックな展開に唖然とする私をよそに、村井氏はCIAサーバーにおさめられた「世界の真実」について語り始めました。

 それはあまりにショッキングで、あまりぶっ飛んだ世界観でした。これを聞いた読者の中にも頭が混乱してしまう方がいらっしゃると思いますので、ポイントを要約させていただきます。

 映画「スターウォーズ」ではありませんが、実はこの銀河系では遥か昔に「光」と「闇」の熾烈な戦いが何万年も繰り広げられていたそうです。そしてアナンヌキという「闇」側のリーダーが、戦いに勝つためにつくりあげた生物こそが、爬虫類種族の「レプティリアン」という巨大トカゲだというのです。

 しかし、両者の戦いは次第に「光」が優勢になり、劣勢になった「闇」側はある星へと逃げ込みます。それが火星と地球でした。地球にはオリオン星雲からやってきた「ヤップ」という我々のご先祖が住んでいたのですがこの当時、銀河戦争に駆り出されて、男たちが不在で留守を任されていた女性たちが慈悲の心で「闇」側の子どもや移民を受け入れてしまいます。そこからレプティリアンは増え続けて、人類社会を裏で支配するようになります。ちなみに、この爬虫類種族は「ニムロド血統」とも言われているそうです。彼らは一般には知られていない広大な地下世界で繁殖して、近年は全世界で数十億匹にもなっています。レプティリアンにとって人類は「家畜」のようなものなので、一部の人間はさらわれて食べられてしまいます。村井氏が兵庫県のダムの地下で目撃したのは、まさしくその「捕食現場」だったというワケです。

 

 そんな「世界の真実」を知ってしまってほどなく、村井氏は唐突にDSの非公式軍隊から「除隊」を認められます。これまで任務で使っていた装備品を全て取り上げられ、体に埋め込まれたICチップも摘出、成田空港で解放されたというのです。理由は今もわからないと言いますが、村井氏のなかでは自由の身になってからやるべきことは決まっていました。

 

「そこからの17年間、私はひとりで巨大トカゲを追い回して、地下に潜んでいる手製の爆弾などで戦闘を続けていました。弱点も見つけた。でも、いくらやってもキリがない。そんな時、わずか2週間で世界中のレプティリアンがほとんど全滅したんです」

 

 村井氏によれば、その神がかり的偉業を果たしたのは「D」と呼ばれている以外、素性もほとんど知られていない謎の人物だという。この「D」のレプティリアン全滅作戦を合図に、アメリカの匿名掲示板で「Q」がDSについて語り始め、トランプ氏やプーチン氏も「反DS」に動き始めたそうです。

 つまり今、アメリカを中心に盛り上がりを見せている「ディープステート」という言葉は、レプティリアンの勢力が弱まったことによって、「サタニスト世界秘密結社」の存在がようやく表に浮かび上がってきた結果だというのです。

 

「ただ、レプティリアンはいなくなりましたが、人類との混血であるハーフレプティリアンが世界にはたくさんいます。専門的な話はちょっと難しいので省略しますが、彼らは生きるためにアドレナクロムという化学物質が必要不可欠で、それを生成するために子どもたちをさらって、恐怖やストレスを与えたうえで血液を抽出している。これがサタニスト(悪魔崇拝主義者)と呼ばれている人々の正体です」

 

「神真都Q」は新型コロナウィルスワクチンをはじめ、子どもたちへのさまざまなワクチンに反対していますが、背景にはこのようなハーフレプティリアン、つまりはサタニストの存在があるからというのです。コロナワクチンは、サタニストたちが秘密裏に進めているアジェンダ「人口削減計画」の生物兵器。ポリオなど子どもに接種するワクチンも、人間が本体持っている「ヤップが持つ神の聖なる力」を奪ってしまう、というのが彼らの考えです。そしてこのような考えのもと、「世界の真実」を広めて、人々を目覚めさせるために「神真都Q」という団体が立ち上げられました。ただ、村井氏は創立者でありながらもあまり自分が「表」に出ることに後ろ向きだったそうです。

 

「完全な民間人になったことで今度は社会の意識を変えることをやりたいという思いはありましたが、DSが支配するこの社会での経験は17歳で止まっているので、最初は自分が表に出るのも断っていたんです。でも、そんなことを言っている間にいつの間にか引きずり出されてしまいましたけどね」

 

「反ワク団体」と誤解をしている人も多いが、代表の村井氏によれば「世界サタニスト秘密結社・ディープステート」を打倒するための団体だという(写真提供:一般社団法人 神真都Q会)

「神真都Q」の活動の根源は「愛」

 そこからの「神真都Q」の活動が本格的に始まります。そこで注目を集めたのはコロナ禍の「反ワクチン運動」でした。最盛期は全国で会員は18,000人にもなったそうですが、その反面、村井氏らの制止を押し切って、一部メンバーがワクチン接種会場に侵入して逮捕され、村井氏自身も生活保護の不正受給の容疑をかけられて逮捕・勾留されてしまいます。その件について尋ねると、村井氏はあれは「冤罪」だったと主張しました。

 

「この社会はこれまで永きにわたって、世界の支配者・アヌンナキ、世界レプチスト、サタニスト秘密結社らディープステートが自分たちの支配体制を揺るぎないものにするためのルールや法律の下でコントロールされてきました。それに抵抗する者たちは、武力や権力で完全に制圧します。その為に軍、警察、司法、中央金融、許認可制、管理制御、洗脳教育などあらゆるシステム、そして洗脳メディア、洗脳周波数兵器、宇宙テクノロジーまで牛耳っていて、日本でも政治家、裁判官、官僚、公安、防衛省などすべての主要なブースには秘密結社のメンバーがおかれています。つまり、自分たちの都合に合わない者たちは、簡単に冤罪拘束されたりするのです。それがやつらの常套手段です」

 

 ただ、その一方でこの一件は、「DS社会のことをよく知らない」という村井氏にとって得るものもあったようだ。

 

「拘置所に入れられて学びもありましたよ。無念を抱えて勾留されている人にもいっぱい会いましたし、本をたくさん読む時間もありましたから、17歳で止まっている世間の知識を得ることできました。あと、言葉での喋り方も少しずつわかってきましたからね」

 

 しかし、このように関係者の逮捕が続いたこともあって「神真都Q」から脱会者が増えていきます。村井氏によれば現在の会員数は100〜200人ほどだそうです。団体としての活動自体もかつてほど活発ではなくなっているようにも見えます。そんな印象を伝えると、村井氏はその理由を明かしました。

 

「そうなんです。啓発活動だけはやっていますが、私自身が今はあまりいろんなことは言わないようにしています。私たちを狙っているDSの連中というのがいっぱいおるわけで、メンバーに危害を加えられのるのが一番怖いんです。なにせみんな普通の民間人ですからね」

 

 お話を一通り聞いて私が感じたのは「実際に会って対話をする」ということの重要性です。

 コロナ禍で「神真都Q」のメンバーがワクチン接種会場で接種の妨害をして逮捕されたというニュースが流れてこの団体が注目をされた際、世間は「過激な陰謀論に傾倒した危ない団体」と批判をしました。読者の中にもそのようなイメージを抱く方が多いのではないでしょうか。

 しかし、こうして実際に村井氏と膝を突き合わせて話をしてみると「危ない」という感じはしませんでした。

 確かに、語っている内容はかなりぶっ飛んではいますが、心の底からそのような話を信じているということが伝わるだけで、「自分と考えの違う人間を力で従わせよう」というような高圧的な印象は受けないのです。

コロナ禍に会員数が激増して1万8,000人規模にまで拡大したが、一部メンバーの逮捕などがあって現在は100〜200人規模に縮小しているらしい(写真提供:一般社団法人 神真都Q会)

 私はこれまで世間的に「危ない」と見られる人たち取材をしてきました。爆弾テロで服役した政治活動家、世間が震撼した事件を起こした右翼団体トップ、過激な思想に取り憑かれて殺人未遂をしてしまった犯人、軍事訓練もする新興宗教トップ......そのような人たちはどんなに穏やかな語り口であっても、紳士的に振る舞っても、語る言葉の中に時折ゾクッとするほど高圧的なものを感じます。自分と考えの異なる者への苛立ち、憎悪、そしてそのような状況を力によって覆したいという気持ちが、透けて見えてしまうのです。

 しかし、村井氏にはそれがありません。実際に会ってみる前はもしかしたら「あなたはディープステートについてどう考えているんですか」などと詰問されるかもしれないと思っていたのですが、そのようなことは一切言われませんでした。それを伝えると、村井氏はにっこりと微笑んでこう言いました。

 

「基本的に私たちの活動はみんなで絶対自由意志のもとで、自他共に愛と感謝をもって行っています。愛するすべての命を守るため、打倒DS運動を楽しみながら続けていくということです。こちらの命を奪ってくるような人には厳しく対処するけれども、そうじゃない場合はディープステートであってもこちらが傷つけるということはしません。やっぱり私たちの活動の根源というのは愛ですから」

 

 村井氏によれば、この宇宙の絶対法則というのは「無限愛の法則」というものだそうです。この世に顕現する物質、物体化しているものすべては、「無限愛」という量子核によってつくられているというのです。

 

「邪悪な不神聖生物以外、宇宙のあらゆる物質はこの無限愛によってつくられています。つまり、実はこの世界というのは"喜び"しかないんです。ゆえに、日々感謝の念というものが毎秒毎分毎日あふれ出してきます。その"ありがとうの想い"を他者へ常に広げていくこともできるんです」

 

 私にとって、かなり難しい話で深いところまでは理解できませんが、村井氏に「過激思想を危ない人」という印象を抱かない理由はわかりました。話をしていても明るいし、自分と考えの違う人々を攻撃したり排斥したりするような雰囲気がないのは、彼らの思想の根底に「愛」があるからなのかもしれません。

 

「愛と真実以外にディープステートに勝てるものはないんです。だから毎日、毎日、息を吸うように24時間ありがとうと感謝をする。こうして窪田さんと出会えたことにも本当に感謝しています」

 

 取材を終えると、私たち4人はホテルから車で移動をして、市街地にあるイタリア料理店でランチを共にしました。

 そこでも村井氏は「隠すこととかありませんから」と自分が和歌山で行なっている活動や、世界情勢についての考えなど興味深い話をたくさんしてくれました。

 また、インタビュー中はずっと黙々とメモをとっていた2人の女性ともいろいろとお話をすることができて、どのような経緯で村井氏の活動に共感するようになったのかなどお話をしてくれました。

 3人とも非常に感じのいい方たちで、またぜひ取材をさせてくださいということでお別れをしました。私はそこから車で1時間弱ほどのところにある「奇岩群」を見に行きました。食事の際に村井氏が教えてくれたスポットで、有志以前に「レムリア」という古代大陸があった時代の要塞があったところの名残だそうです。

 現地に行ってみると確かに、その奇岩群は確かに「自然の力だけでこんなことになる?」と疑問を抱くほど奇妙な形をしていました。

「神真都Q」「DS」、どちらの信者が洗脳されているのか

 このような超古代史を信じている「神真都Q」の人々を「洗脳されている」と感じる人は少なくないでしょう。しかし、彼らから見れば、そのように感じる側こそが「DSに洗脳されている」ということになります。そこはどこまでいって平行線なのです。インタビュー中に村井氏の言葉が脳裏によぎりました。

 

「こういう真実を私たちはもっと広く伝えていかないといけませんが、DSに洗脳されている人というのは自分の理解を超える話になると癖で耳を塞いでしまう。でも、私は信じているんです。ヤップの人たちがきっと目覚めてくれることを。真実はひとつしかありませんからね」

 

 かつては「過激な陰謀論団体」として扱われることもありましたが、今の彼らは誰に迷惑をかけているわけでもなく、自分たちの信じている「真実」を追い求めているだけです。これは何か悪いことなのでしょうか。そこまで危ないことなのでしょうか。

 そのような「信じる人々」を過剰に糾弾したり、危険視をしたりすることによって、互いの憎悪を膨らませて、無用な対立・衝突を招くこともあるのではないでしょうか。

 

 そこで次回は「信じる」と「洗脳」ということの違いについて、専門家の方にお話を伺ってみたいと思います。