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現役書店員が週替わりでおすすめ本のご紹介します。
●担当者●丸善博多店 脊戸真由美
2024年4月4日更新
『どうやらオレたち、いずれ死ぬっつーじゃないですか』みうらじゅん リリー・フランキー
桜の季節がくると、「願はくは花の下にて春死なむ」と根っこを見つめる。山で風に吹かれれば、「とおい他国でひょんと死ぬるや」とつぶやく。周りの音が消えて、存在する感覚だけになったとき、「死」を考えるのは...
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2024年3月7日更新
『夜のお店解剖図鑑』高橋哲史
雪が溶けて川になって、夜の街に流れていきたくなります。もうすぐ春ですね。コスパもタイパも忘れて、ちょいと出かけませんか。夜ふかしは大人の醍醐味。お得な飲み放題とキャッチに引っ掛からなければ生還率は高...
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2024年2月1日更新
『言語学バーリ・トゥード』川添愛
SNSの炎上に電話詐欺の手口。ホストの甘い囁きに誘導尋問。人は日々、言葉で操作されていて、けっこうな額のマネーと信用を失っている。震災が起きると、嘘の投稿がもれなく混じるノールール・デスマッチ。「言...
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2024年1月4日更新
『自分疲れ ココロとカラダのあいだ』頭木弘樹
自分にうんざりしてへとへとだ。今日はゴミの日で、読みたくて買った積読は、ほんとに山と化してる。目を背け、アホ動画を見ちゃって終わる一日。 「自分でいることに、疲れを感じたことはないだろうか?」 明...
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2023年12月7日更新
『ナンセンスな問い』友田とん
「本屋には行く。なぜなら、体にいいからだ。」 本屋通いは健康法だった。友田とんはコロナ自粛で本屋が閉まった際に体調を崩している。わたしも3年ぶりに血圧が正常範囲に戻った。ほかの数値も同年齢データより...
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2023年11月8日更新
『ちゃぶ台11 特集:自分の中にぼけを持て』ミシマ社
「私はあなたのお父さんよ」そう言ったのは、テルさんだ。僕の出生に関わる秘密を廊下のすれ違いざまに告げられるとは思わなかった。八十代半ばの老女であるあなたが、僕の父さんだなんて。できることならば、蔦の絡...
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2023年10月5日更新
『古本屋台』Q.B.B. 作・久住昌之、画・久住卓也
ーーーーーーーーーーばんわーらっしゃい、飲むの?(もう注いでる)ーーーーーーーーーー 酔っ払い、野暮な客はお断り。夜ふけになるとどこからともなく現れる幻のような古本屋台。白波お湯割り100円。おひと...
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2023年9月7日更新
『私のアルバイト放浪記』鶴崎いづみ
ーーーーーーーーーー壁に電話ボックス大の交番が埋め込まれた家を掃除したこともあった。お掃除の仕事はスピードと身のこなしが問われるスポーツのようなところがあり(お掃除スタッフ)ーーーーーーーーーー 1...
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2023年8月3日更新
『ぼくがゆびをぱちんとならして、きみがおとなになるまえの詩集』斉藤倫=著、高野文子=イラスト
ーーーーーーーーーー子供の時分は 八月の底力を信じていた「痛点まで」松岡政則ーーーーーーーーーー 夏はぺたりと背中にはりつく。ドアの外に獲物が出てくるのを待ち構えている。子泣き爺のように。梅雨が明け...
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2023年7月6日更新
『マニア流!まちを楽しむ「別視点」入門』合同会社別視点
石川県にある「ヤッホー」しか喋らない茶漬屋。繁華街のほど近くにある、老夫婦2人で経営する人気のお店で、店主の夫婦が「いらっしゃいませ」の代わりに大きな声で「ヤッホー」と叫ぶところからスタートする。メニ...
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2023年6月1日更新
『鳥肌が』穂村弘
まずは、知り合いのバンドマンからきいた話。 「ずっと飼ってたのに、急に死んじゃったんだよ」「それがツアーに出る当日で」「ちゃんと葬る時間がなくて」「どうしようもなくて」「冷凍庫に入れて出かけた」「真...
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2023年5月9日更新
『本にだって雄と雌があります』小田雅久仁
あんまり知られてはおらんが、書物にも雄と雌がある。毛ほども心あたりのない本が何喰わぬ顔で書架に収まっているのを目に止めて、はてなと小首を傾げるのはままあることだが、あながち斑惚けしたおつむがそれを買...
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丸善博多店 脊戸真由美
この博多の片隅に。文庫・新書売り場を耕し続けてウン十年。「ザ・本屋のオバチャーン」ストロングスタイル。最近の出来事は、店がオープン以来初の大リニューアル。そんな時に山で滑って足首骨折。一カ月後復帰したら、店内全部のレイアウトが変わっていて、異世界に転生した気持ちがわかったこと。休日は、コミさん(田中小実昌)のように、行き先を決めずにバスに乗り山か海へ。(福岡はすこし乗るとどちらかに着くのです)小銭レベルの冒険家。
丸善博多店 脊戸真由美 最近の記事
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