横丁カフェ
現役書店員が週替わりでおすすめ本のご紹介します。
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2024年9月12日更新
【書評】『フェイク・マッスル』日野瑛太郎
書店で本を選ぶキッカケとなるのは、何ですか?表紙などの装丁、帯に書かれた言葉、出版社が作ったパネルやPOP、もしくは、書店員が作ったPOPですか?帯やPOPには、当たり前だけど、その本について、ひたすら、絶賛の言葉が並んでいる。しかし、衝...記事を見る »
●担当者●精文館書店豊明店 近藤綾子
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2024年9月5日更新
【書評】『田舎の紳士服店のモデルの妻』宮下奈都
いつかこの世を離れるときには棺桶に一緒に入れてほしい本がいくつかある。 そのなかでも常に小脇に抱えていたいくらい好きで、この本を読んだ感情をなくしたくないと思い、いままで忘れたことなどない一冊。 いつでも読み返せるように本棚の一番取り出しや...記事を見る »
●担当者●福岡金文堂志摩店 伊賀理江子
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2024年8月22日更新
【書評】『臨床のスピカ』前川ほまれ
動物介在療法というのを、あなたは知っていますか? 動物介在療法(AAT)とは、動物の存在や動物との関わりから生じる人への有益な作用を、医療者が人の治療に活用するものだそうです。 ニュースで見て、少し知っている程度だった。 犬を飼っているので...記事を見る »
●担当者●ふたば書房京都駅八条口店 宮田修
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2024年8月15日更新
【書評】『幸せなひとりぼっち』フレドリック・バックマン
「典型的な古い男」の全てが詰まっているオーヴェという男が、通ります。 もともとは、偏屈で頑固な中年男「オーヴェ(架空の人物)」のエピソードを著者が面白おかしくブログで書いたところ、多くの共感を集め、大人気となったことが元で書かれたのがこちら...記事を見る »
●担当者●田村書店吹田さんくす店 渡部彩翔