
- 2026年6月 3日 09:40
【今週はこれを読め! ミステリー編】
芦沢央の手の内を覗けるような作品集『あなたが正しくいられたとき』 - 杉江松恋- 作家の手の内をあれこれ想像するのは楽しい。 芦沢央『あなたが正しくいられたとき』(文藝春秋)はノンシリーズの作品集なのだが、にもかかわら...

- 2026年6月 2日 11:00
【今週はこれを読め! SF編】
受賞作を集めた日本オリジナル短篇集〜ナオミ・クリッツァー『陽の光が消えた町で』 - 牧眞司- ナオミ・クリッツァーは1999年から短篇を発表しはじめたというから、キャリアとしてベテランと言ってよかろう。2015年の「報酬は猫の写真で」(本書にも収録)が...

- 2026年6月 1日 10:21
【今週はこれを読め! エンタメ編】
心がざわつく短編集〜凪良ゆう『多類婚姻譚』 - 高頭佐和子- 結婚をテーマにした連作短編集。 今の私にとっては、「そういうのはもういいかな...

- 2026年5月27日 12:06
【今週はこれを読め! エンタメ編】
さまざまに気持ちが開いていくアンソロジー『最後の晩餐』 - 高頭佐和子- アンソロジーのよさは、それまで読んでこなかった作家に出会えることにあると思って...

- 2026年5月26日 11:30
【今週はこれを読め! SF編】
地獄絵の世界、終わりなき航海〜韓松『悪夢航路』 - 牧眞司- 超弩級の不条理ディストピアSF《医院》三部作の、本書は二冊目にあたる。第一部『無限病院』とはテーマや雰囲気において連続性はあるが、ストーリーそのものは独立して...

- 2026年5月25日 20:00
【今週はこれを読め! ミステリー編】
みっちり詰まった民俗学ミステリー〜黒木あるじ『おしら鬼秘譚』 - 杉江松恋- これは油断がならない小説だぞ、と46ページまで読んだところで呟いた。 黒木あるじ『おしら鬼秘譚』(KADOKAWA)の主人公は、南東北を...

- 2026年5月19日 18:40
【今週はこれを読め! SF編】
仮想世界が実社会を侵蝕する、現代的なサタイア〜ナタン・ドゥヴェール『反世界【アンチモンド】』 - 牧眞司- ナタン・ドゥヴェールはフランスの現代作家。2020年に小説家デビューし、22年刊行の本書『反世界(アンチモンド)』で、ゴンクール賞候補となった。原題は"Les...
