「杉本結」
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スギナに恋したあの日を思い出す----日比谷高校「雑草研究部」を描く映画『ザッケン!』
本作『ザッケン!』は、『市子』の脚本や『書くが、まま』、『三日月とネコ』で日常の中に潜む希望を実直に描いてきた上村奈帆が、原作者自ら脚本・監督を手がけた注目の青春ストーリーだ。
3/30 (Mon)-
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涙なしには観られない。菅野美穂の真骨頂がここにある----『90メートル』
近年、オリジナル脚本の作品が減少してきた。映像化しやすい人気原作に頼るのではなく、ゼロから世界観を紡ぎ出すには、監督と脚本家の並々ならぬ熱量と覚悟が必要だからだ。
3/26 (Thu)-
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崩れゆく父親を剥き出しの演技で体現。ベネディクト・カンバーバッチの魂の演技が光る『フェザーズ その家に巣食うもの』
突然訪れた妻の死。残されたのは夫と幼い息子たち。そんな彼らの元に現れたのは、悲しみに暮れる人間が好物だという、不思議な"喋る"カラスだった――。
3/25 (Wed)-
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私たちはまだ、この歴史を知らない。『決断するとき』が突きつける「無知」と「良心」の境界線
今回紹介する作品の原作は、現代アイルランド文学の至宝と称されるクレア・キーガンの傑作中編だ。
3/19 (Thu)-
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『ビフォア』の魔法を再び。リンクレイター×イーサン・ホークの黄金コンビが描く、天才作詞家の孤独と嫉妬『ブルームーン』
3月6日に公開された『ブルームーン』。この作品のクレジットに「リチャード・リンクレイター」と「イーサン・ホーク」の名が並んでいるのを見て、胸の高鳴りを抑えられないのは筆者だけではないはずだ。
3/11 (Wed)-
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家を守るために、男は一線を越えた―― パク・チャヌク監督が描く"就活サバイバル・スリラー"『しあわせな選択』
斬新で大胆、そしてチャレンジングな設定を、誰もが夢中になるエンターテインメントへと昇華させる----。そんな韓国映画の真骨頂が、またひとつ発揮された快作が誕生しました。
3/ 2 (Mon)-
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手放すことも愛なのか――『私のすべて』が描く、親と子の選択
2025年3月に開催された横浜フランス映画祭2025にて、『My Everything』のタイトルで日本初上映された本作が、ついに劇場公開されることになった。
2/12 (Thu)-
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失踪と心臓移植、その交差点で描かれる愛と命――『たしかにあった幻』
2025年、大阪・関西万博でパビリオンのプロデュースを手がけ話題となった河瀬直美監督。世界的に注目される彼女の6年ぶりとなる待望の新作映画が、本作『たしかにあった幻』だ。
2/ 5 (Thu)-
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愛は、どこまで一体化できるのか――恋愛と恐怖が反転するボディ・ホラー『トゥギャザー』
恋愛映画とホラー映画が一つの作品の中で同時進行していくという、なかなか想像のつかない構成で、恋愛の行き着く先によってホラー要素の意味合いが変化していく。
2/ 4 (Wed)-
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残り96分、止まらない緊張感――台湾発ノンストップ列車サスペンス『96分』
2025年、台湾映画の興行収入1位を記録した待望の話題作が、ついに日本で公開される。ずっと楽しみにしていた本作だが、劇場公開に加え、なんとNetflixですでに配信されているという点にも驚かされた。
2/ 3 (Tue)-