「畑中雄也」
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『つれがウツになりまして。』 映画はハッピー、現実は地獄の精神疾患ワールド
本作は実話を基に制作されている作品。多くの医療関係者が関与しているため、うつ病に対する典型的な誤解「うつ病は甘え」などという考えを作中で丁寧に否定している点は高く評価できる。
6/28 (Wed)-
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『エスケープ・フロム・LA』 荒唐無稽過ぎて脳がリラックス
せめて映画くらいはゴミのような現実を忘れて酒でも飲みながらバカ映画を眺め、脳をとろけさせることが今日の賢い生き方なのではないだろうか。多分、違うと思うけど。
6/27 (Tue)-
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インフレした暴力を眺め暗い歓びに耽る『渇き。』
忙しい人間だったら困るのだろうけど、何度も鑑賞して自分なりの面白さを見つけるというのも映画の楽しみ方である。
1/29 (Fri)-
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殺人というハードルをやすやすと越える理由。『シリアル・ママ』
ある殺人事件を起こした人間は事件の瞬間を「どうも夢の中にいるようで出所しても未だ現実味がない」と話していた。
1/22 (Fri)-
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このご時世にわざわざ記者になりたいという奇特な方々へ。『クライマーズ・ハイ』
映画自体は面白かったものの、人の生き死にで飯を食う商売に足を突っ込んだ苦い記憶が蘇る。
12/ 3 (Thu)-
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国家権力を総動員させた壮大な駄作。『プルガサリ』
日本の特撮スタッフも撮影に参加しているらしいけど、どうしてこうなった。
12/ 1 (Tue)-
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死ぬまで治らない系の病『ドラッグストア・カウボーイ』
イケメンや美女が自業自得で破滅する姿は、男の私でもウットリする。まぁ、そういう趣旨の映画じゃないんだろうけど。
11/27 (Fri)-
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女工哀歌よりなお酷い現代の「女工」たち。『名前のない女たち』
一部の売れっ子を除けば体を売っても二束三文にしかならない......。AV業界の裏側を綴ったノンフィクションの映画化作品です。
11/24 (Tue)-
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不穏なタイトルがそのままオチに。『レクイエム・フォー・ドリーム』
端的に述べると「薬物に手を出したら人生詰んだでござるの巻」というお話。とても嫌な気分になれる最悪の作品(褒め言葉)だ。
11/18 (Wed)-
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何もかにもパンク過ぎ。『全身ハードコア GGアリン』
パンクロックを標榜するバンドがいくつあるか知らないが、彼より洒落にならない人間はいないだろう。
10/30 (Fri)-
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『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ』を観て壮大な百合モノだと思った
「ラストで全部ひっくり返すなんて、そんなの絶対おかしいよ!」
10/23 (Fri)-
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『マイ・バック・ページ』を観て若者残酷物語だと思った
彼らは敗北したのである。子どもが砂で作った大層な思いだけが浜辺で波に攫われて最終的には何も残らなかった。
10/ 2 (Fri)-