「畑中雄也」
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鬼畜で外道なボッタクリ『メタルマン』
どんな低予算な映画であっても「何か表現したい」程度の志はあるものだと思っていた。どう見てもビジネス全開で、客から金を巻き上げることしか考えていないような作品であっても騙す程度のクオリティは存在していたように思う。
7/ 5 (Thu)-
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トラウマに土足で踏み込むヤベー主人公『今日、恋をはじめます』
武井咲が非モテだったら人類は結構昔に絶滅している。
6/19 (Tue)-
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アイドルの神性が消えた時代『セーラー服と機関銃‐卒業‐』
アイドル映画と分類されるものを何作か観ると、そのアイドルのファンでない限り楽しみ方が分からない。映画というフォーマットにする必要を感じないのだ。
6/11 (Mon)-
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JDとイケメン社長の身の丈に合わない変態物語『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』
本作はステファニー・メイヤーの『トワイライト』シリーズのファンフィクションが原作だ。ざっくり言えば10代女性向けラノベの二次創作が元ネタである。
5/11 (Fri)-
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無知があぶり出す食料輸出大国の実情『パパ、遺伝子組み換えってなぁに?』
2020年に食品表示法が改正される。本業が加工品の製造販売なので資料を取り寄せると表示方法の細かさに驚かされる。
5/10 (Thu)-
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羊頭狗肉ってレベルを地で行く『オクトパス』
本欄でサメを題材にしたクソ映画を何本か紹介してきた。今回は趣向を変えてタコである。しかも、放射能で巨大化したタコ。アメリカ人は放射能を何だと思っているのだろうか。
5/ 4 (Fri)-
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他者の評価のみに流される愚者の夢物語『GIRL ガール』
本作のキャッチコピーが「すべてに本気でがんばるGIRLたちに贈る」とあるので筆者はターゲット外である。中年の男なので。
5/ 3 (Thu)-
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随所に差し込まれる不穏なリンチ節『ストレイト・ストーリー』
B級映画を探索し過ぎて危うく映画嫌いになりそうだったので、たまには過去の名作を観返して穏やかな心を取り戻そうと本作を選んだ。
3/12 (Mon)-
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残酷なほど青春を描いた『blue』
青春映画というジャンルは過去の記憶を強制的に引きずり出すので、目を覆いたくなったり感傷に溺れたりさせられる。
2/22 (Thu)-
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B級感の演出に失敗し駄作に転落『ハンティング・ザ・ゾンビ』
物語は雑だしゾンビは適当に血のりを塗っただけだし登場人物は漏れなくアタマがどうにかしているし、B級映画の要素を全て満たしている。もう役満。
2/16 (Fri)-
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制作陣にやる気があるのかないのか『ゾンビシャーク 感染鮫』
下手に金がかかって何もかもが中途半端な映画を観るより、露骨にB級感を出している映画でも観た方が精神衛生上よろしいのではないかと思い付き「サメ」「ゾンビ」とB級ホラーの鉄板アイコンをタイトルにした本作を視聴した。
2/13 (Tue)-
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豪華俳優陣を使ったクソ映画あるある『極道大戦争』
好きなジャンルの映画や評価の定まった名作ばかり観ていては知らぬ間に評論家気取りのいけ好かない映画マニアになってしまいそうなので、適当にサイコロを振ってレンタルショップの棚から映画を引き出している。
1/26 (Fri)-
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架空のスポーツを実写化するのはやめましょう『ローラーボール』
駄作として名高い本作を敢えてチョイス。酷い内容だと伝え聞いているが、好んで2時間超を無駄にしただけでは飽き足らずクソ映画についてあれこれ語る傾奇者は滅多にいない。
1/25 (Thu)-
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B級映画の新しい古典?『シャークネード』
映画は娯楽のはずなのに、結構な割合でクソ映画を引いてしまう。地方在住者にとって映画館まで片道1時間かけて駄作を2時間も観たらその日はもう暗黒。多様な娯楽が溢れる時代に地雷を踏んだら虚しさは倍増である。
1/22 (Mon)-
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実写化作品の爆死した年に観て切なくなった『オールド・ボーイ』
2017年は漫画実写化の話題が目立ち、どれも散々な評価に終わった印象がある。プロが人気漫画を基に作り上げているというのに、どうして目を覆いたくなる内容になるのか、門外漢にとって疑問でならない。
1/19 (Fri)-
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ホラー映画のエログロを堪能する『ホステル』
あけましておめでとうございます。本年も映画部をよろしくお願いします。お正月休み、こんな一本はいかがでしょう?
1/ 1 (Mon)-
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どこを切り取っても陰惨な物語『バービー』
韓国映画全般を論じられるほど視聴はしていないが、これまで観た感想を一言で表すと「ひたすら濃い」に尽きる。それが実話ベースの悲惨な内容になると濃い上に絶望しかなくて数日はぐったりする。
12/28 (Thu)-
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凡人の挫折が心を揺さぶる『がんばっていきまっしょい』
思春期の多感なころ熱中した部活を題材にした映画を批評することは難しい。内容がどうであれ、否応なく過去を想起させるため、登場人物への自己投影が過剰になる。
12/28 (Thu)-
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竹内力のビフォー・アフターを楽しむ『JINGI 仁義』
20代の若者に「竹内力は当初爽やかなルックスをした俳優だったんだよ」と話したら酷く驚いた後に爆笑された。2
12/26 (Tue)-
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恋愛映画なのかギャグ映画なのか判断に迷う『後悔なんてしない』
昨今、巷ではLGBTの権利向上に関する運動をよく見聞きする。筆者がかつて勤めていた会社ではさまざまなセクシャルマイノリティが差別を受けることなく普通に働いていたので、運動と言われても「世間ではそんなに酷い差別が横行しているのだろうか?」という疑問が湧く。
11/17 (Fri)-