「峰典子」
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嘘で固める狂気な人生『リプリー』
大風に灰を撒き散らすような出任せの嘘のことを、「灰撒くような嘘」というが、ひとつの偽言からスリリングな展開が巻き起こる、上質なサスペンス・スリラーを紹介したい。アラン・ドロンの名作『太陽がいっぱい』をリメイク、豪華キャストの競演で魅せる。
9/20 (Fri)-
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呆れるくらいにロマンティック『天文学者の恋文』
漫画『のだめカンタービレ』の中に、指揮者・千秋真一のこんな台詞がある。「1500年くらい前は、神の作った世界の調和を知るための学問が、天文学、幾何学、数論、音楽だったんだ」と。
9/19 (Thu)-
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愛の力は人を変えることができるか『ビューティフルボーイ』
今、製作陣と映画ファン(と私)のハートをがっちり掴んでいる役者といえば、間違いなくティモシー・シャラメの名前が真っ先に挙がるだろう。幼少期から映画やドラマに出演していたが、世界の注目を集めたのが『君の名前で僕を呼んで』。
9/13 (Fri)-
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決して諦めない男の俳優魂が爆裂『レヴェナント:蘇えりし者』
『ギルバート・グレイプ』で初ノミネーションされてから22年(!)。アカデミー会員に嫌われている、とまで言われたレオナルド・ディカプリオが、その汚名を返上した作品がこちら。
8/28 (Wed)-
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アメリカ伝説の麻薬王は16歳『ホワイト・ボーイ・リック』
昨年アメリカで公開された『ホワイト・ボーイ・リック』は、日本では劇場未公開だったが、この度DVD化されたので是非チェックしたい一本である。
8/23 (Fri)-
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真実を見ざる、言わざる、聞かざる『スリー・モンキーズ』
日本人ならば皆が知っているだろう、有名な猿モチーフといえば、日光東照宮にある「見ざる、言わざる、聞かざる」だろう。日本語の語呂合わせだから、日本独自の言葉だと思っていたのだが、これが全く違うらしい。
8/22 (Thu)-
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家族に諦めと愛を込めて『たかが世界の終わり』
ジャン=リュック・ラガルスという劇作家がいる。18歳で演劇学校に入学し、1995年に38歳という若さで亡くなるまでの約20年間に、25本の戯曲を執筆した。没後に評判が高まり、今ではフランス国内で最も多く上映されている劇作家のひとりだという。
7/25 (Thu)-
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消えた名画と恋は意外な方向へ向かう『トランス』
監督ダニー・ボイルといえば、近年では『トレインスポッティング』の続編、すこし遡ると『127時間』や『スラムドッグ$ミリオネア』なんかが有名どころだろう。今回紹介したいのは2013年公開の『トランス』。
7/22 (Mon)-
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高スキルな死体をラドクリフが熱演『スイス・アーミー・マン』
先日、災害時用のアーミーナイフを買おうと色々と物色していたのだが、そのくだりで、劇場に行きそびれてしまった作品『スイス・アーミー・マン』のことを思い出し、無事に鑑賞することができた。
7/17 (Wed)-
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妙齢女子のバイブルはどう完結するのか『ブリジットジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
『ブリジットジョーンズの日記』。30歳を過ぎてから見てみると、隅から隅までよーくわかる。わかりすぎるのだ。
7/11 (Thu)-
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嘘が巻き起こした音楽の奇跡『マーティン・フリーマンのスクール・オブ・ミュージカル』
嘘を言っているつもりで、結果として真実になってしまうことを、嘘から出た実というが、まさにそんなことわざを地でいくストーリーなのが『スクール・オブ・ミュージカル』である。
7/10 (Wed)-
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愛の力は人を変えることができるか『ビューティフル・ボーイ』
今、製作陣と映画ファン(と私)のハートをがっちり掴んでいる役者といえば、間違いなくティモシー・シャラメの名前が真っ先に挙がるだろう。
7/ 3 (Wed)-
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あの男がカンヌ映画祭で大暴走『Mr. ビーン カンヌで大迷惑?!』
今年もカンヌ国際映画祭が閉幕した。毎年この時期になると耳にするフランス・カンヌの地名だが、なにぶん行ったことがないので、どんなところなのかイメージがつきにくい。
5/31 (Fri)-
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ジョージ・クルーニーが人生の危機を演じる『ファミリー・ツリー』
著名人のルーツをたどる番組が人気だというが、自分の先祖がどんな人間だったのか、どんな人でも多少なりとも興味があるのではないだろうか。
5/28 (Tue)-
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悲しい現実の先に光が見える『もうひとりの息子』
『そして父になる』が公開された2013年、フランスでも子どもの取り違えをテーマにした作品が公開されていたのをご存知だろうか。
5/20 (Mon)-
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捨てる?それとも捨てない?『365日のシンプルライフ』
コンマリこと近藤麻理恵さんのお片づけ番組がNetflixで話題騒然となっているが、これをきっかけに断捨離しよう、なんて心に誓った人も多いかもしれない。
4/29 (Mon)-
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淡々と続く日常こそ詩なのだ『パターソン』
2018年、イギリスで詩集の売り上げが過去最高を記録したという記事を読んだ。総計130万部が売れたほか、購買した層の41%は13歳から22歳という統計も。若い英国男子女子は詩を楽しんでいるのか。
4/24 (Wed)-
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家族と仲間と動物園『幸せへのキセキ』
イギリス南西部の片田舎に、ダートムーア野生動物公園という動物園がある。廃園寸前だったこの場所を、全財産をつぎ込んで買い取ったのが、コラムニストだったベンジャミン・ミー。
4/23 (Tue)-
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肩こり腰痛に効きます『プーと大人になった僕』
世界一著名な熊である「プーさん」は、1926年に発表されたA・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」を原作に生まれたことは、いまさら説明不要だろう。
3/21 (Thu)-
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ラブコメ古典のマッシュアップ『高慢と偏見とゾンビ』
およそ200年も前に書かれた恋愛小説が、時代をめぐりゾンビ映画に生まれ変わる。それだけで、なんて面白そうなんだろうとワクワクする。
3/18 (Mon)-