●担当者●ときわ書房千城台店 片山恭子

2018年2月15日更新

『歌うエスカルゴ』津原泰水

 私事でございますが、昨年大晦日に何年ぶりかの風邪をひき、調子が戻るまで二週間ほどかかりまして、美味しいものを食べる飲む機会の多い時期、存分に楽しむことが出来なかった反動よろしく現在、遅れてきた食欲の... 記事を見る »
2018年1月18日更新

『花さき山』斎藤隆介・著 滝平二郎・絵

 昨年末のクリスマスシーズンに、60代半ばくらいと思しきご婦人が来店された。お正月に会う、来春小学生になるお孫さんに贈る絵本を見立てて欲しいとのこと。これぞ本屋の腕の見どころ、お薦めしてなんぼの商売を... 記事を見る »
2017年12月21日更新

『テーラー伊三郎』川瀬七緒

 最近面白い本は、と聞かれると年齢性別に関係なくお薦めしている一冊があります。勤務中も早く続きが読みたくて、そわそわし通しだったその本は、川瀬七緒さんの『テーラー伊三郎』です。 語り手は福島の男子高校... 記事を見る »
2017年11月16日更新

『回遊人』吉村萬壱

 ひとには、出会うべくして出会う「時」があるのだと、ある作家の作品を通してそのことを実感している。今はその作家の文章しか受け付けないという程どっぷりハマっている。岸和田に縁の作家を、これまで読んでこな... 記事を見る »
2017年10月19日更新

『つぼみ』宮下奈都

 30代半ば、身内と愛犬が3年の間に相次いで亡くなり、仕事にも行き詰まりを感じ、打ちのめされていた時期がありました。その頃に出会った『スコーレNo.4』は、私をゆるやかに再生へと導いてくれた作品でした... 記事を見る »
2017年9月21日更新

『あきない世傳 金と銀 貫流篇』髙田郁

 今回は『みをつくし料理帖』(全10巻 番外編を含めると11巻)から愛読している髙田郁さんの新シリーズ『あきない世傳 金と銀』を。4巻目となる先月発売された最新刊の『貫流篇』が凄い展開になっています!... 記事を見る »
2017年8月17日更新

『AX』伊坂幸太郎

 伊坂さんの新作『AX』が出た。『グラスホッパー』『マリアビートル』に次ぐ「殺し屋」シリーズの三作目の位置づけとなるが、本作は前二作とは趣の異なる独立した作品として読める内容だ。『重力ピエロ』が好きな... 記事を見る »
2017年7月20日更新

『ロジャー・フェデラー伝』クリス・バウワース

 私はロジャー・フェデラーが好きだ。部屋にポスターを貼ってしまうほどに。ファーストネームの方で呼んでしまうほどに。彼のFacebookやInstagramでのフォロワー数は凄まじく、熱いコメントにたじ... 記事を見る »
2017年6月15日更新

『少年は荒野をめざす』吉野朔実

 2016年5月2日、予期せぬ知らせに文字通り頭が真っ白になった。吉野朔実さんの突然の訃報だった。吉野さんと交流のあった方々が哀悼のメッセージを発表され、これは現実なのだと思ったが、感情が全く追い付い... 記事を見る »
2017年5月18日更新

『ゼロ・アワー』中山可穂

 この3年、続けて新作が読めて嬉しいぞ。プロフィールに図々しくも偏愛する作家に挙げさせていただいた中山可穂さんの新作『ゼロ・アワー』をご紹介! 森山大道氏の写真にも否応なしに胸が高鳴ります。  午前0... 記事を見る »
ときわ書房千城台店 片山恭子
ときわ書房千城台店 片山恭子
1971年小倉生まれの岸和田育ち。初めて覚えた小倉百人一首は紫式部だが、学生時代に枕草子の講義にハマり清少納言贔屓に。転職・放浪で落ち着かない20代の終わり頃、同社に拾われる。瑞江店、本八幡店を経て3店舗め。特技は絶対音感(役に立ちません)。中山可穂、吉野朔実を偏愛。馬が好き。